日光東照宮の流鏑馬を見学するのが今回の研修の目的。
午後行われるという流鏑馬に間に合うよう、浅間大社を7時出発で東名高速を走る。
うとうとしていてふと気がつけば、バスはトンネルの中で止まったままだ。ずいぶん長い事動かないという。前方で事故でもあったのだろうか。
窓から見ていると非常口の所に人の出入りが見えた。
トイレでもあるのかと仲間が見に行くというので同行した。
非常口の扉を開けるとこんなトンネルが横に向かって続いていた。
トンネルの突き当たりには電動シャッターと出口扉がある。
大きな事故からの避難にはシャッターを開放する必要があるが、人一人が出るには扉からで充分。
シャッター横にある操作方法案内だ。
扉の向こうにはつりふねそうが咲いていた。
気をつけなければならないのは、シャッター横のドアは脱出用なので中からは開くけれど、
外からは開けられないという事。うっかり一人で外に出てしまったら中に戻れない事もあり得ます。ご注意下さい。
トンネル内に戻る。
かれこれ1時間もトンネル内で止まっている。
緊急車両が通れるように車の間隔がキープされていた。
トンネルを抜けた先にもトンネルがある。運転手もあきらめて外で様子を窺っていた。
ようやく動き始めた車列。聞けば1時間以上は止まっていたという。
しばらく走った先に焼け焦げた車があった。
幹線道路での事故は実に多くの車両に影響を与える。望んで事故を起こすものもいないだろうが、危険な運転は控えたいものだ。
このおかげで、日光東照宮流鏑馬には予定を大幅に遅れてしまった。