ハードとソフトを含めたパソコン環境の変わり目を感じるこの頃だ。
Macはパワーマック初期のパワーPC、8100/80AVから使用しているが、appleはパワーPCを見限りCPUをインテルに換えた。
OSもしばらくは旧パワーPCと新インテル両対応という形をとったが、新たなバージョンでは対応はインテルのみとなり、パワーPCは完全に見捨てられた。
少し前のPCとソフト、周辺機器でそのまま使えていればそれでも良いのかもしれない。しかし、どれかに経年劣化など不調が見られるようになると、不都合が一気に拡大することもある。
G5への対応はOSは10.4タイガー、10.5レパードまでで時間が止まった。
以後の10.6スノウレパード、10.7ライオンはインテルマックのみの対応となっている。PhotoShopもCS5以降の新バージョンはインテルマックのみの対応。切り替え時をイヤでも見せつけられる。
そこで止むなくインテルマックを購入し、ネットワークを再構築中だ。
ネットワークにつないだハードディスクにメインデータを保存し、どこからでも編集加工してプリント出力もネットワーク上のプリンタに出す。
正常に働けば、どこからでもネットワーク上にある3種類のプリンタを選んで出力できる。元データや編集したデータも、ネット上にある複数のハードディスクに同じものを保管する。
ハードディスクがクラッシュするものだとは長年の経験から身にしみている。画像データ容量の肥大化する傾向と高容量化したハードディスクのクラッシュで、以前大事なデータのかなりの数を失った。用心に用心を重ねるがそれでも安心はできない。多重に保存するのはクラッシュ対策だ。
つないだパソコンもあちらが良ければこちらが駄目といった具合で、まともに動作するには何日もかかった。ようやくコツが判り、本日なんとかそれぞれ複数のPC、ハードディスク、プリンタの正常動作を確認した。
今までスタジオの待合室のパソコンでしていた作業が、本来の仕事場でできるようになった。これは大きい。
暖房の効率も上がった。
機械の故障への対策はかなり進んだが、人的エラーは常に起こりうるもの。
呆けるわけにはいかないと思いながら、少し老いも感じ始めたところだ。
常に気をつけなければならないな。