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当地では昔から当たり前のように食べている塩ゆで落花生なのだが、全国的にはあまり知られていないようだ。落花生というと乾きものといった印象を持たれる人が多い。

8月頃から八百屋に生の落花生が並びこれを塩ゆでにするのだが、茹で方にもこつがあり柔らかくほどほどの塩味に仕上げるのはなかなか難しい。
「しなす」と呼ぶ未熟なものが美味しいのだが、市販の冷凍茹で落花生だと「しなす」は入ってないのですな。もともと産地で出荷できない未熟な実を茹でて食べたと言うのが始まりだろうから、産地ならではの食べ物とも言えそうで、産地以外の茹で落花生を知らない人はまったく知らない。

茹で落花生分布調査
以前サイトでアンケートをとったものだが、茹で落花生は単に国内産地だけのものでもなさそうだ。
外国でも見たという報告複数有り。

昨年地方テレビ局のアナウンサーが地元落花生農家の生放送で「しなす」を殻ごと食べてましたが、あれは不正解。「しなす」はほとんど無い実を塩水と一緒にすすり混むのが醍醐味です。

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隔年で行われる日本三大祭りの「神田祭」ではここ3回ほど岩本町三丁目町会に参加させて頂いているのですが、冷凍茹で落花生を地元の土産代わりに持参します。年配の方には特に喜ばれるようですよ。