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芙蓉は元々中国では蓮の花を指し、通常芙蓉と呼ばれる花は木芙蓉、木芙蓉花と呼ばれたものだとか。富士の別の名を芙蓉峰と言います。
そのためか、浅間大社大宮司として江戸時代末期まで務めた富士氏の居館は、芙蓉館と呼ばれました。
富士が芙蓉の花にたとえられたと言うことなのでしょうか。

酔芙蓉は咲いた時は白い花なのですが、夕刻にはピンクに色づきます。
それを酒に酔う様に喩えたものですが、良い名前だと思います。
初秋から咲き始め毎日花を咲かせてくれましたが、冬になる前に枝を伐ります。
こんなに丸坊主にしても、翌年秋には新たに伸びた沢山の枝に多くの花をつけ、道行く人を楽しませてくれます。

酔芙蓉の花が終わり枝を伐る頃富士には雪が積もり、夕日に染まるさまはまさしく酔芙蓉です。

イメージをgifアニメにしてみました。

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