今から100年前の1908年6月30日の明け方、西シベリア(Siberia)の上空で大爆発が起こり、2000平方キロメートルにわたり樹木8000万本がなぎ倒されたというが、この爆発の謎はまだ解けていないのだとか。
小惑星か彗星が上空数キロメートルから10キロメートルで爆発したと言う説と、新たな地表の奥深くにたまったメタンを多く含むガス1000万トンが地上に噴出したという説などが紹介されている。
これもいつかは原因が突き止められるのだろう。
小惑星か彗星が上空数キロメートルから10キロメートルで爆発したと言う説と、新たな地表の奥深くにたまったメタンを多く含むガス1000万トンが地上に噴出したという説などが紹介されている。
これもいつかは原因が突き止められるのだろう。
写真も載っていたが、こちらは隕石の衝突によるもので「アリゾナ(Arizona)州の大隕石孔」と呼ばれている物だそうで、ツングースカとは直接関係が無い。
以前巨大隕石の衝突をシミュレーションしたCGがNHKで放送されていた。
本州の幅ほどの径の隕石が太平洋上に落下衝突した場合のシミュレーションで、地球に与えるダメージたるやすさまじい物だ。
本州の幅ほどの径の隕石が太平洋上に落下衝突した場合のシミュレーションで、地球に与えるダメージたるやすさまじい物だ。
これ程ではなくもっと小さな隕石の衝突時の衝撃や熱で溶けて飛散し、冷えて固まりながら落下した石が天然石として出回っているのをご存じだろうか。
テクタイトと呼ばれる石で、地表の岩石や土砂が溶けて固まった物なので溶岩ガラスとも呼ばれる「黒曜石」に似ている。表面の多くの凹みが特徴だ。
同じ成因のモルダバイトと呼ばれる石は、産地が限定されるが独特の緑の色が珍重され、なかなか高価だ。
テクタイトと呼ばれる石で、地表の岩石や土砂が溶けて固まった物なので溶岩ガラスとも呼ばれる「黒曜石」に似ている。表面の多くの凹みが特徴だ。
同じ成因のモルダバイトと呼ばれる石は、産地が限定されるが独特の緑の色が珍重され、なかなか高価だ。
化石を拾うのも憧れだが、隕石衝突の痕跡であるテクタイトも現場で拾ってみたいものだ。