師走も下旬に入り、今日は冬至だ。
今がどん底でも、これからは日照時間が延びてくる。
そう思えば春を待つ楽しみが、少しばかり気分を明るくする物だ。

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今日飾っておいた写真パネルを動かしたら、裏からセミが出てきた。
どうやら夏の盛りに家に入り込み、パネルの裏で絶命した物らしい。
きれいな物で、傷みはほとんど無い。
インターネットのセミ図鑑で調べたら、ツクツクボウシだと判った。
壁に掛けた写真パネルの裏だったので、掃除もされず、アリにも食べられずに自然に乾燥標本になったのだろう。

11月3日の秋まつりで、浅間大社後背林中の坂道を登った。森の下草の上にアブラゼミの羽が一つぽつんと乗っていたのを思いだした。

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夏を謳歌したセミは短い成虫期を全うすると、地に落ちて土に帰る。
翅の一片だけがこんなところに残っているのも、なんだか未練がましい気がするが、未練がましい事ではもっと上手がいる。

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ベランダの梁にしがみついた抜け殻だ。かれこれ3年くらいになろうか。雨風の影響を受けにくい事もあってか、落ちもせず姿を留めている。
そう言えば、この場所あたりで脱皮(羽化)に失敗して落下したクマゼミが、アリの餌食になったのを見た事がある。
もしこの抜け殻がそのセミの物だったら、無念さが抜け殻に乗り移ったのかもしれないな。