へんぽらいの祭り談義

富士山とふるさと富士宮市の風景、祭り・催し、自然、生き物などをSNSなどネットに発信し、多くの写真で紹介しています。

旅行

へんぽらいとは富士宮弁で変わり者のこと。ライフワークの祭りを通してふるさとの今を発信し続ける、心ある変わり者で有りたいと思います。
様々な祭りをご紹介するWEBサイトはこちらです。
http://maturi.info/

軽井沢にて

姪の結婚式が軽井沢で行われ、その晩は軽井沢で一泊しました。

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朝食前に宿舎の周りを散歩しようと出てみると、濃霧に覆われています。
やむなく引き返しました。


朝食の頃は雨、次いでの軽井沢観光が危ぶまれます。
それでも1時間後のチェックアウトには、薄日も射し予報も晴れを告げています。
とりあえず軽井沢駅までタクシーで移動すると、あちこちに警官の姿が見えるので何かあるのかと思っていました。


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軽井沢駅で兄弟三夫婦揃って記念撮影。


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駅から旧軽井沢まで徒歩で移動中に見かけた、公衆トイレです。
さすが洒落ています。

なおも歩いて行くと、通り反対側の奥に続く道に人だかりがしています。
何かあるのかと立ち止まって見ていると、私服の警察官から声をかけられました。
身分証を提示して「観光ですか?」と聞かれたので、「はい」と答え、通り反対側の人だかりについて聞いてみると、あと15分ほどで天皇陛下ご夫妻が通られるのでそれを待っている人たちだとの事。
御覧になるならあそこなら車も速度を落として通過するというので、こんな機会は一生のうちに一回あるかないかだと皆で移動して待つ事にしました。

警備の警察官から色々と注意がありました。
押し合わない事、後ろの人も見られるように前の人は屈んで手を振る時は他の人の邪魔にならぬよう顔の横で小さく、写真は撮ってもかまわないとのこと。


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注意と一緒に説明があって、通過3分前には車の前に「3」と貼られたパトカーが通るとの事。
これがその3分前を告げる車です。


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1分前の車。


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そして前後をガードされた車で、天皇陛下ご夫妻がお通りになりました。
天皇陛下はにこやかに手を振っていらっしゃいましたが、皇后陛下のお姿は反対側なので見えませんでした。


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そして旧軽井沢銀座通りをそれぞれ分かれて見物です。


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入口近くが特に混雑していました。


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このバスも良い感じ。


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銀座通りを戻ります。


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創業112年の写真店。我が佐野写真館より7年早くから営業されているようです。
軽井沢の昔の写真を店頭に多数展示されていました。
何でも庭で記念撮影をして貰えるのだとか。
観光地では、そう言ったお客様もけっこうあるのでしょうか。

我が店は105年目でスタジオを閉じましたが、歴史ある写真店にはぜひ頑張って欲しいものです。

その後合流して一緒に昼食をとり、帰途につきました。
東京駅で弟夫婦と別れ、新富士駅で姉夫婦と別れ、新幹線の連絡も良かったので夕刻5時半に帰宅。
姉に勧められ直前に入ったジパング倶楽部で電車料金も割引され、姪の結婚のおかげで良い夏休みが出来ました。

やっぱり行かなくては! 期日前投票

よくよく考えたら8日から富士山に登るのでした。
天候が良ければ、急ぎ撮影を済ませて翌日下山もあり得ますが、天気ばかりは自由になりません。
天候が安定する梅雨明けは例年中下旬ですから、天候が悪くて撮影が終わらず10日の投票日に間に合わない虞があります。
期日前投票を済ませてから登るに越した事はありません。
土日もやっているから、明日行ってこようかな。


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登山前のトレーニングで、今日はリュックに少し荷物を詰めて白尾山展望台まで。


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潤井川の滝戸橋で少し霧を感じたけれど降るほどでもなく続行、山頂展望台から見たらやっぱりガスってました。


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帰路ドラッグストアーで買い物をして浅間大社境内を通ると、幼稚園生が絵を書いた行灯が正面参道両脇に並んでいました。


帰宅までの所要時間は1時間20分ぐらい。
少し荷物が増えたのと、買い物での寄り道でやっぱりこのぐらいかかりますね。


期日前投票で申請すると貰える投票済証明書ですが、これで選挙割りなるサービスが受けられる所もあるとか。
サービスを受けるつもりはないけれど、記念に貰ってみようと思います。

期日前投票立ち会い : へんぽらいの祭り談義

黒部ダムにて





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黒部ダム展望台より


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ちょっぴり黄葉


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ダム上から展望場を望む


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展望場も高低差が大きい


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放水を左岸側から見る。


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左岸側から右岸側を見る。


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見上げた空に飛行機雲


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黒部ダムの風の唸り2015.10.4

Posted by 佐野 雅則 on 2015年10月5日

湖面を渡る風がうなりを上げていました。

黒部ダムの虹

浅間大社青年会を卒業した旧会員有志で神幸会という会を作っています。
年に一度旧交を温める旅行があり、今回私も参加しました。

2日目に訪れたのが黒部ダムです。

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展望台からダムの放水を見るものの、ダムの影には虹が見えませんでした。


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ダム上を対岸に向けて歩くと虹が見え始めました。それも2本、うっすらとですが。


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水煙の濃淡と太陽の角度により、虹がくっきりと見える時があります。


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アップで虹を撮りました。はっきりしてますね。


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放水と虹を収めるには近すぎてズームレンズワイド側いっぱいでも苦しく、やっとこのぐらい。


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移動しながら虹を追いかけました。


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好天に恵まれ素敵な虹に出会うことが出来ました。
感謝!!


東名高速非常口探検

日光東照宮の流鏑馬を見学するのが今回の研修の目的。


午後行われるという流鏑馬に間に合うよう、浅間大社を7時出発で東名高速を走る。


 


うとうとしていてふと気がつけば、バスはトンネルの中で止まったままだ。ずいぶん長い事動かないという。前方で事故でもあったのだろうか。


窓から見ていると非常口の所に人の出入りが見えた。


トイレでもあるのかと仲間が見に行くというので同行した。


 



非常口の扉を開けるとこんなトンネルが横に向かって続いていた。


 



トンネルの突き当たりには電動シャッターと出口扉がある。


大きな事故からの避難にはシャッターを開放する必要があるが、人一人が出るには扉からで充分。


 



シャッター横にある操作方法案内だ。


 


 



扉の向こうにはつりふねそうが咲いていた。


気をつけなければならないのは、シャッター横のドアは脱出用なので中からは開くけれど、


外からは開けられないという事。うっかり一人で外に出てしまったら中に戻れない事もあり得ます。ご注意下さい。



トンネル内に戻る。


 



かれこれ1時間もトンネル内で止まっている。


緊急車両が通れるように車の間隔がキープされていた。



トンネルを抜けた先にもトンネルがある。運転手もあきらめて外で様子を窺っていた。


 



ようやく動き始めた車列。聞けば1時間以上は止まっていたという。


 



しばらく走った先に焼け焦げた車があった。


幹線道路での事故は実に多くの車両に影響を与える。望んで事故を起こすものもいないだろうが、危険な運転は控えたいものだ。


 


このおかげで、日光東照宮流鏑馬には予定を大幅に遅れてしまった。


 


 


 


屋久杉の森に分け入る - 屋久島ツアー報告-3

紀元杉から少し戻り、ヤクスギランドを見学。


 


正直言って、場末の遊園地じゃあるまいにこのヤクスギランドという名前は何かそぐわない。


名前を聞くだけで、あまり期待はできないんじゃないかと思った。


しかし歩道や手すり、説明を聞くところにはぬかるみ対策だろうか石版が埋め込まれ整備されている。こう言ったものを見るとむやみに人が自然に立ち入らぬような気遣いも感じられ、名前から受けるがっかり感を少し見直した。


 



入り口にいたヤクシカだ。ここまで上ってくる途中でも何匹か遭遇していたが、人慣れしているのか落ち着いた物だ。ガイドさんが言うには人の数ほどヤクシカもいるのだそうだ。


 



昔の屋久杉伐採跡


当時は大きな材木として伐られたようで、用材に適する根本を除いた少し高い部分で伐られている。伐った屋久杉は屋根材用に板に挽き、人が背負っておろしたという。


巨木の大きさを活かすのではなく、小材をたくさん得るために伐られたと言うのは少し悲しいが、運び出すことも難しい険しい山奥だ。無理もないか。


300年ほどの時を経て、切り株には新たな種が根付き成長している。


 


花崗岩に覆われた山肌では養分に乏しく、倒木や切り株は豊富な養分を持つ格好の培養地だ。倒木から新たな木が育つことを倒木更新、切り株から育つことを切株更新と呼んでいる。


 



双子杉


切株の上に2本の杉が切株更新で育った物。異なる樹種も絡みつくように共生しており、数百年も経てば狭い切株の上で融合するのではないだろうか。


 



くぐり杉


元々2本の木だったが、右側の木が倒れかかり左側の木と上部で合体している。


 



木漏れ日の中を進む。


雨なら雨具をまとっての見学らしいが、蒸しもせず風が心地よく天気には本当に恵まれていた。


 



倒木や切株といった朽ち木を豊かな土壌としての輪廻転生、そして融合。


悠久の時と自然に対する畏怖の念が屋久杉を守ってきたのだろう。


 


1993(平成5)年に世界自然遺産に登録された。


 



見学コースを抜けた道路際の朽ち木の中に芽生えを見つけた。


どこに生じたにしても、育つ枯れるは運の善し悪し。


人の手によって寿命が縮められぬよう祈りたい。


有るがままであれ。


 



下山するバスの窓からヤクザルの親子を見た。


案外人慣れしているのか道路際にいたが、際を乗用車が通り抜けるとさすがに危険を感じたかその後山側に後ずさった。


 



宮之浦港から船で指宿に戻る。


山頂部の雲はまた増えたようで、好天の元で見学できたのは本当に幸いだった。


 


来るときには高速船で1時間15分だったのが、帰りは2時間10分かかる。


理由は直行ではないからで、指宿から来た船は種子島に立ち寄った後に指宿に戻るからだった。


 


今度機会があればじっくりと時間をかけて歩いてみたい。


ウィルソン株や縄文杉など、まだまだ見たい物があるからだ。


 


自然を壊すのも人なら、守るのも人。


次の訪問は20年後の結婚50周年かな。


 


どうぞそのまま変わらずにいてください。


 


 


参考


屋久杉自然観ホームページ


 


 


いざ屋久島へ 屋久島ツアー報告-2

屋久島ツアーの2日目は日帰りで屋久島を周遊する。


ウイルソン株や縄文杉と言った屋久杉を見るには、山道を何時間も歩かなければならず、日帰りは難しい。


日帰りの制約の中でバスで移動して名勝や屋久杉を見るには、行動範囲が限られてしまう。


 


正直言って、それほどの期待はしていなかった。


 



指宿港だ。対岸左の建物が宿舎の指宿シーサイドホテル。


 



宮之浦港に着いた。船は乗ってきたtoppy号。


山に雲はかかるが、日射しはまぶしい。



千尋(せんぴろ)の滝。大いなる岩盤を穿ち流れる川と滝も見事だが、迫る一枚岩の山肌が実に雄大だ。岩肌に昨日の雨の名残がしたたり流れている。


 



大きな岩も、少しずつ剥がれるのだろうか。


 



別の展望台に移ったとき、にわか雨に襲われた。


岩肌が雨に濡れ、光る。


 



屋久杉を見に行く前に昼食休憩。


日射しはまばゆく輝く夏の空だ。


 



紀元杉まではバスで行ける。


道の脇の上部が枯れた大木が紀元杉だ。


 



根元を一回りする歩道がつけられている。


枯れた杉に着生した他の植物も見える。


 


枯れて倒れた木や切り株、その上に芽生えた様々な樹種が屋久杉の謎を解く鍵になるとか。


 


 


 


屋久島ツアー報告-1

結婚30年を記念して静岡空港から出発し屋久島を見るというツアーに参加した。


 


6月27日、静岡空港は雨。


あいにくの天気だったが飛び立ち雲を突き抜ければそこには青空が広がる。


世を覆う鬱陶しい雨雲の上には爽快な青空がある。


 



デジタルカメラの使用は、シートベルト着用のランプが消えればOK。


アナウンスもあったので窓の外を撮る。


 


鹿児島空港に下り立つとひどい土砂降り、少し不安がよぎった。


 



しかし、10分も走れば雨は止み、雲はあっても雨の心配はなくなかなか快適だった。


宿舎のある指宿を過ぎ薩摩半島突端の長崎鼻まで足を伸ばす。


竜宮神社前で、ガイドさんの案内を聞くツアー同行の皆さん方だ。


15人以上参加者がいないと中止になると聞いていたのだが、総勢11名。


おかげで、移動のバスはゆったりと乗っていけました。


 



長崎鼻の灯台の向こうは岩場だ。紅い岩黒い岩など様々な岩が見える。


 



宿舎のホテルから外を見ると満月だろうか真ん丸な月が海を照らしていた。


雲が入れ替わり立ち替わり月を隠すが、やがてまた月が顔を出す。


 


明日28日は右手灯りのあたりにある港から船で屋久島に渡る。


 


 


 


 



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