へんぽらいの祭り談義

富士山とふるさと富士宮市の風景、祭り・催し、自然、生き物などをSNSなどネットに発信し、多くの写真で紹介しています。

浅間大社

へんぽらいとは富士宮弁で変わり者のこと。ライフワークの祭りを通してふるさとの今を発信し続ける、心ある変わり者で有りたいと思います。
様々な祭りをご紹介するWEBサイトはこちらです。
http://maturi.info/

新鳥居見に富士登山(富士宮口登山道)2017.7.20

新たな鳥居の渡り初めが21日に行われるというのを聞き、昨年撮れなかった山頂の星空と新鳥居を見に登りました。


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先ずは新五合目で1時間ほど散策して、体を馴らします。
ここから見た、富士山麓のわが郷土富士宮市です。
画面中央に見える白い大きな建物群2つは、医療機器メーカーの建物。
左側の建物群上にある森が、どうやら浅間大社の森のようです。
その森の右寄り上側に中央図書館と市民文化会館、我が家はその間にあります。
残念ながら、レンズがもっと望遠でないと形までは判りませんね。




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五合目売店の所で富士山保全協力金を投函し、領収書と小冊子と缶バッジを貰いました。



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富士宮口の登り始め地点は標高2,400mです。
平成29年7月20日午前7時23分



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六合目到着は、7月20日午前7時53分で所要時間は30分でした。



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小冊子の行程表によれば、この間は20分となっているので私の場合は1.5倍時間がかかっているようです。小冊子の表によれば、全行程休みなしで4時間20分かかるとのこと。5割増しだと6時間30分、6個所で休憩を10分ずつ取ると7時間30分ですか。昨年は新七合目から雨に降られて10時間でしたっけ。
昨年より少しでも短縮したいと思いながら、登りました。



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新七合目到着は7月20日午前10時01分
六合目からは2時間8分かかりました。行程表だと60分だから倍の時間がかかってます。
これは前途多難です。



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標高3,000メートル地点
元祖七合目まであと標高で10メートルです。
7月20日午後12時05分



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元祖七合目は7月20日午後12時15分
新七合目からは2時間14分かかりました。行程表だと50分だから3倍近い時間がかかってます。
ここの親父さんは消防団時代の顔見知りなので、会えるかと思ったら残念!就寝中でした。
少し休憩してトイレを借りました。出発は12時30分頃かな。



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八合目は7月20日午後14時07分
元祖七合目からは1時間37分かかりました。行程表だと40分だから2.5倍近い時間がかかってます。



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八合目少し上で八合目を振り返ると、山室のスタッフに付き添われて登る91歳の老婦人が見えました。今日は九合目泊まりだそうです。この日はご高齢の登山者を何人も見かけましたが、91歳は中でも最高齢じゃなかったかな。
7月20日午後14時22分



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九合目は7月20日午後15時52分
八合目からは1時間45分かかりました。行程表だと40分だから2.5倍以上の時間がかかっています。
八合目も九合目も、山室直前の登りがきつくて何度も休みましたからその所為でしょうか。



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九合五勺は7月20日午後17時02分
九合目からは1時間10分かかりました。行程表だと30分だから2倍以上時間がかかってます。



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山頂手前で見上げると、同じ釜の飯を食ったかつての消防団仲間が待っていてくれました。
彼は、登山シーズンには毎年仕事で登っています。
7月20日午後18時07分



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富士宮口山頂奥宮に到着。渡り初め前のまっさらな鳥居が迎えてくれました。
7月20日午後18時12分
九合五勺からは1時間10分かかりました。行程表だと30分だから2倍以上時間がかかってます。
登り初めからは10時間49分と昨年雨の中を登った時より49分も時間がかかりました。
天気は良かったのに時間はかえって余分にかかってしまいました。
荷物の重さも昨年とそんなには変わっていないと思いますので、リュックを背負ってのトレーニングが足りなかったのでしょうか。


この時間になると他に登る人はありません。
宿泊所の山室では17時にはもう夕食となり、19時には消灯就寝となります。
16時頃には到着していないと宿泊さえ出来ない場合があります。

私の場合山室でないところにお邪魔させていただいたので、迷惑をおかけしますが予め遅くなる事の了解を得ていました。それでなければ、9合目で宿泊するくらいが妥当だったでしょうね。

その夜は晴れ、多くの星を見る事が出来ました。
その星空は、またあらためてご紹介します。

富士山に登ります

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昨年の思い出深い富士登山では登り始めたのが、写真のデータでは7月26日の7:25となっています。


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途中から雨に降られ、雨合羽を着て慎重に登り、富士宮口頂上にたどり着いたのがデータによれば17:25の事でした。丁度10時間です。
そこで待っていてくれた鳥居を見て、ホッとしたのが忘れられません。



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この星霜を経た鳥居が、今年建て替えられました。
昨年は東日本大震災で傷んだ山頂奥宮の大改修が完成しましたが、鳥居はまだ古いまま残されました。



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(写真=NHKニュースより)
それが今年76年ぶりに建て替えられ、ニュースで報じられました。



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(写真=NHKニュースより)
この鳥居に会いに行きます。
ちょっと慌ただしいのですが、20日に登る事になりました。
また1日がかりで登り、鳥居に挨拶して翌21日に下りてきます。

出来れば所要時間の短縮もしたいものですし、好天ならば鳥居と星空の2ショットも狙いたいもの。
軟弱者ですので、こうして宣言でもしなければずるずると登る機会を失いかねません。
老骨に鞭打って、頑張ります。

18日夜の雷雨が梅雨明けの知らせなら、梅雨明け十日は好天と言いますから丁度よいのですが。












年輪 - 富士山頂鳥居建て替え

7月10日の地元紙によれば、富士山頂浅間大社奥宮前の鳥居が76年ぶりに建て替えられるそうです。

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これは昨年平成28年7月19日に写したものです。
今年の山開きで登ったfacebook友達によれば、すでに鳥居は撤去され建て替えの準備中だったとのこと。

この鳥居の写真をよく見れば、向かって左の柱に凹凸が目立っています。



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ここだけみると割れもかなり目立ちますが、削られてくっきりと浮き出た年輪が見て取れます。



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グッと寄ると、まるで立体地図(積層模型)のよう。
誰の仕業かと言えば、風と砂の共同作業のようです。



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奥宮にお参りして剣が峰に登る際、奥宮と山室の間を通ります。
ここが樋状になっていて風が強まり砂を鳥居に吹き付けるので、長い年月のうちに柱が削られ年輪が浮き上がった物です。
左側が特に削られているのは、樋を抜けた風が強く当たるからでしょう。



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山頂はバクテリアが少なく木が腐りにくいので、ひび割れても削られても76年間頑張ってきたのでしょう。



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銘板には紀元2601年に日本電報通信社(今の電通)が奉献したと刻んであります。

新たな鳥居は昔の鳥居と同じ会社が奉納し、製作は浅間大社のある富士宮市の協和産業、12日を目途に同じ場所に建立されるそうです。

新しい鳥居の姿が、明日にも登山者によってアップされるでしょう。
昨年の大改修には間に合いませんでしたが、これでようやく大改修が完成です。



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今年はまっさらの鳥居が、登山者を迎えてくれるでしょうね。



鳥居

早春の浅間大社境内散策 2017.3.3

昨日の夕焼けで期待したとおり、今朝は富士山がきれいでした。
杉花粉は心配だけど見逃したら後悔すると思い、浅間大社境内を歩きました。



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拝殿西の寒桜は咲き始めが早かったためか、もう散り始めています。



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浅間大社後背林越しの富士山は中央図書館駐車場から。



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祈祷殿前から見た千木と富士山。



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風が雪を吹き飛ばしています。



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馬場からは富士山が見えにくいものですが、鏡池前からは楼門と富士山が見えます。



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楼門内から富士山が見える場所は限られます。
楼門を入って左寄りから見ると、後背林の横からちょっと顔が見えます。



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湧玉池から



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ふれあい広場から神田川起点の石橋と富士山。



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神田川から



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御手洗橋から



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第二鳥居から



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境内駐車場からです。
手前の花は寒桜ですが、その上には桜の木が見えます。
今月下旬には桜も咲き、この景色も賑やかになります。




晩秋の浅間大社散策 青空と冬化粧 : へんぽらいの祭り談義

鶴竜関優勝おめでとう!!

鶴竜 7場所ぶり3度目V!笑顔で「最高です」千秋楽残して確定 (スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

横綱鶴竜関が14日目に3回目の優勝を決めたそうです。

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浅間大社には平幕時代から節分の豆撒きに来ていたご縁もあり、昨年平成27年2月3日には土俵入りを奉納してくれました。
写真は鶴竜関の土俵入りを実現する会からの依頼で、私が撮影したものです。

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今年の節分祭には横綱が奉納されました。



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今年の豆撒きでの横綱鶴竜関です。

富士宮まつり始まる

取り急ぎ昨夕の紅富士と競り合いをアップしておきます。

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思うほどは冷えず朝より雪は薄くなりました。
夕焼けに赤く染まります。



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さの萬での湧玉神立と湧玉宮本の競り合いです。
伝統的な囃子による競り合いでは山車を固定して行います。
そのため、競り合いの最中にこのように山車の迫り上がりが上がることもあります。

狸じゃないか!!

家の中をばたばたと走る音がして、ガラスの引き戸に飛び付く音がしました。
うちの猫が虫でも追いかけたのかと思っていると、繰り返し飛び付いているので不審に思い覗くと、そこに居たのは狸でした。

一旦は反転してスタジオに逃げ込みましたが、ついて行くと反転してまた玄関へ。

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カメラを探して撮影したのがこれです。


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何度も飛び付きましたが、ここからは出られません。


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この後右側下駄箱の向こうに隠れましたが、覗くと飛び出してまたスタジオに。


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三脚置き場に潜り込み息を潜めています。姿を隠したつもりかな。
まさに頭隠して尻隠さずです。

狸も必死に走り回っていたので、緊張からかおしっこやウンチがあちこちに落ちています。
これ以上居られても後の始末が大変なので、玄関を開け逃げ道を作り三脚を取り除いてお引き取り願いました。
脱兎のごとく飛び出して行きましたが、無事に森に帰れたでしょうか。




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元々30年ほど昔から浅間大社の森では狸が見られました。
森近くの通称狸御殿と呼ばれる空き家で、繁殖していたそうです。
町内を徘徊する姿が時折見られ、郵便局だよりにも町内のあるお宅に餌をもらいに現れると紹介されていました。地方紙でも湧玉池に落ちでずぶ濡れの狸が保護され、山に放されたとの記事があったのを憶えています。
わが家の庭にも何度か顔を見せましたが、涙やよだれなどでぐしゃぐしゃの病気と思われる姿で現れたのを最後に見えなくなりました。
狸一家の血統も途絶えたかと思っていましたが、祭り準備の区民館で仲間に話したところ、狸は森近くではいまだに良く目撃されているとのこと。
ちょっと足を伸ばして我が家に入り込んだのでしょうか。

家内が裏庭の引き戸を開けたまま離れに行き、戻ってくる時に庭の酔芙蓉のあたりで重ねた植木鉢がガチャガチャ鳴ったと言うことですので、人の気配に驚いた狸が逃げようと思い、誤って家に飛び込んだのでしょう。


富士大宮司家墓前祭 平成28年9月26日

明治維新まで代々浅間大社宮司職を世襲してきた富士大宮司家の墓前祭は、毎年9月26日に行われます。今年はなかなか良い天気でした。



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会場に行くには、浅間大社の森の中の旧登山道を登ります。
昭和30年代に相次ぐ台風でこの森の多くの木が倒れました。
その後植林され育成のために立ち入りが禁止されましたが、子供らはその中に潜り込んでは遊んでいました。
年を経て苗木も育ち、昼なお暗い鬱蒼とした森になったので間伐が施されました。
森の中にもようやく陽が射すようになり、風通しも良くなりました。
そろそろ10年ぐらいになります。



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森の際に彼岸花が咲いていました。
長雨で出そびれていましたが、季節になれば花は咲いている物ですね。このぐらいの背景だと花の色が引き立ちます。



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森の中の旧登山道を抜け二の宮神社を過ぎると二の宮墓地で、ここからは富士山が正面に大きく見えます。南向きの一方通行なので運転しながらだとこの光景は見えませんが、雄大な富士山の眺めはさすがに旧登山道です。



11時から墓前祭が始まりました。
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墓前祭会場は富士宮市二の宮共同墓地で二の宮区区民館の隣になります。



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修祓


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斎主祭詞奏上


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会場全景


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会長祭文を副会長が代わって奏上


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和漢会吟詠奉納


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大宮司家遺族代表玉串奉奠


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赤心隊遺族代表玉串奉奠


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会場を浅間大社参集所に移し、富士大宮司家墓所護持会総会を行いました。



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参集所二階から見た湧玉池です。
満々と湧水を湛える池の姿に癒されました。




◎参考リンク
 富士大宮司家


悲運の人富士亦八郎重本 : へんぽらいの祭り談義

雨上がり秋の浅間大社散策 2016.9.25

9月になって台風が続き、おまけに秋雨前線が停滞して鬱陶しい天気が続きましたが、長雨がやっと上がり久しぶりに富士山が顔を見せました。
ちょっと早起きして浅間大社を散策してみました。


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浅間大社祈祷殿前から見ると山頂に雲がまといついていますが、うっすら雪化粧しているのが見えブル道のジグザグもくっきりと見えます。ようやく秋めいてきました。



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浅間大社ふれあい広場の築山から見た景色です。青空の色も本当に久しぶり。



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神田川から富士山を望む。山頂には薄雲がまとい付いています。



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神田川から望遠で富士山を望む。
まとい付く雲も貴婦人のレースのようで、なかなか洒落ています。



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御手洗橋から見上げた空です。
秋空の雲もなんだか楽しげです。



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楼門前の境内風景で、右側木々の間に雲をかぶった富士山が見えています。
馬場からは、富士山がすっきりとは見えませんね。



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雨で出そびれていたので、彼岸花を見るのも遅くなってしまいました。
まだしばらくは見られそうです。


これで、いよいよすっきりした秋空が見られるかな。

平成28年富士山御神火まつり-5 動画

私の場合写真で切り取るのが本来だけど、音や動きで記録したい物もあります。
デジタル一眼で撮る合間にコンデジで撮影した動画がありますので、無編集でご紹介します。


神輿洗い

神輿8基の先頭を切って、富士宮神輿会が水煙の中を進みます。



富士宮神輿会

宮町商店街で進む富士宮神輿会。



女神輿さくや





富士宮市職員





富士宮神輿会2

西町で水を浴びせかけられる。




平成御神会川昇り

川昇りの一番神輿




富士宮神輿会川昇り

川昇り8番目の富士宮神輿会




神輿洗い2

富士宮神輿会が水煙の中を進みます。





楼門前で総練り

今年初めてだという8基の総練りが楼門前馬場で行われました。


どれも撮りっぱなしで整理されておりません。
時間が出来たら、写真のスライドショーと合わせて編集したいと思います。

なにせ体は一つなので同時に両方撮るわけにも行きません。
写真かビデオか、逆の方が良かったりもしますがそこはどうぞご容赦を。




平成28年富士山御神火まつり-1 : へんぽらいの祭り談義

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