へんぽらいの祭り談義

富士山とふるさと富士宮市の風景、祭り・催し、自然、生き物などをSNSなどネットに発信し、多くの写真で紹介しています。

カラス

へんぽらいとは富士宮弁で変わり者のこと。ライフワークの祭りを通してふるさとの今を発信し続ける、心ある変わり者で有りたいと思います。
様々な祭りをご紹介するWEBサイトはこちらです。
http://maturi.info/

大きな月と何かのコラボ

パール富士には興味が無いけれど、剣が峰と重なる大きな月を撮りたい。
そう思って月が丸くなるのを待ち、天気を睨みながらこの日と決めました。
余裕を持って出かけるつもりが、思わぬ仕事が入り時間はぎりぎりです。


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おまけに曲がる道を間違え、予定よりずっと手前に出てしまいました。
気がついて戻ろうかと思いましたが、時間がありません。
やむなくカメラをその場所にセットして月だけでも撮ろうと思っていた所、月が出たのは右側斜面からでした。


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右側稜線と月です。
前日だったら夕焼けの紅味が雪化粧に見えたのでしょうが、天気が悪かったしなぁ。



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月だけを撮って帰るつもりが、月を狙うファインダーをカラスの群れが何度も横切ります。
それならと月とカラスのコラボを狙いました。



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ねぐらに帰るカラスと月です。


念のため当初目指した場所に行ってみました。
その場所も、まだ手前過ぎて剣が峰にはかからなかったようです。
さらに進むと沢山の車が駐まっている場所がありました。
パール富士狙いの人たちのようです。
ここより少し手前ぐらいが良かった模様。
月は昇ったとは言ってもそれほど高くはありません。

富士山の右側稜線に月の出を見た時点では、まだ移動すれば間に合ったようでした。
次回の参考にしましょう。




へんぽらいの祭り談義 : 月面高解像度撮影大作戦

カラスと猫

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夕刻浅間大社を散策すると、今日も本殿の屋根に多数のカラスが休んでいました。
このところなんだかカラスが多いとは思っていましたが、何でだろうと不思議に感じます。

カラスの巣立ちの頃、わが家の猫が巣立ったばかりの雛を捕らえて来たことがありました。
親ガラス2羽が後を追って来ましたが取り返すことは出来ず、それ以後は猫の姿を見るとつきまとって威嚇し、攻撃するようになりました。何年たっても、繁殖期になるとわが家の猫を見かけるとつきまとい威嚇します。憶えているのですね。

ある時庭に居ると、隣の家の屋根に居たカラスがトラキチに向かい威嚇するように大声で鳴いていました。

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トラキチはと見ると、カラスを眺めながら何やらむにゃむにゃと呟いて
「執念深い奴だな」
そう言っている感じでした。

カラスの繁殖期を調べたら
・3月〜4月巣材を運び、巣作りをする時期
・4月〜5月産卵し、卵を温める時期
・5月〜6月卵が孵化し、ヒナを育てる時期
・6月〜7月子ガラスの巣立ち時期
という事で、初夏の巣立ちの頃が親ガラスの警戒心のピークなのでしょうか。

ある朝、外で威嚇するようなカラスの声が聞こえます。
窓を開けて覗くと、隣の道路の歩道に茶トラのチャーが寝転んでいてその背後に下り立ったカラスが大声を上げています。背中を向けたまま知らぬ振りをしていると、カラスがつつこうとするように近寄ります。チャーがゴロンと向き直ると、カラスはぱっととび下がる。それをしばらく繰り返していました。
まるで、だるまさんが転んだをやっているみたい。

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今は最初の段階で、お見合いの頃でしょうか。
またカラスと猫の闘いが始まります。

猫とカラス

トラキチ

朝の散歩で市民文化会館のドウダンツツジの前でくつろぐトラキチだ。
市民文化会館の植え込みは、わが家の三匹の猫たちの散歩コースでもあり庭でもある。

ところが、他にもここをわが家にしているものが居る。
カラスだ。

通常は棲息する地上高が違うので、直接争うことも無さそうなのだが、5年前からこの時期になるとバトルが始まる。発端はというと、猫どもがカラスの雛を獲ったことだ。巣立ったばかりのろくに飛べない雛は猫の恰好の獲物で、いろんな鳥の雛を獲っては持ち帰ったのだが、その中にカラスの雛も居たのだ。猫を追ってきた親ガラスが大きな声で猫を威嚇するように大きな声で鳴いていたのを憶えている。
その後、カラスはわが家の猫を見るたびに襲いかかるようになり、屋根の上やブロック塀の上で猫がカラスに襲われているのをしばしば目撃した。
トラキチはブロック塀の上を歩いている時、正面から飛んできたカラスにすれ違いざまつつかれて傷を負ったこと。見ている目の前だったので、強烈に憶えている。
隣の家の屋根でカラスがトラキチを見つけ威嚇するように大声で鳴いていた時、気圧されたものかカラスから目を離さず小声でなにやらムニャムニャ言っていた。

このようにカラスの方が猫を圧倒しているかのような感があったのだが、実はそうでも無かったようだ。
ある朝トイレに起きるとなにやらカラスの声がやかましい。窓を開けると、茶トラのチャーという猫がわが家の隣の歩道で余裕を見せながら寝転んでいる。その後ろでカラスが大声を上げていて、背中を向けているチャーをつつこうとするのか、数歩チョンチョンと近寄る。そのタイミングでチャーがごろんと反転し、カラスはぱっと飛び下がる。こんな事を何度も繰り返していた。
まるで、「だるまさんが転んだ」をしているようで、なんともおかしかった。

今日のことだ。庭にカラスが舞い降りたと家内が言うので、見るとなにやら咥えて飛び立った。
咥えていたのは、チャーの毛だ。蚤取りの際に梳き櫛を使うのだが、この時期は冬の防寒用の毛がかなり抜ける。蚤を溺れさせるために小さな洗い桶に洗剤を落とした水を張り、梳いて抜けた毛と蚤を落とすのだ。抜けた毛は濡れたまま捨てられないので庭に撒き、乾くのを舞ってゴミに出すのだがその毛をカラスが咥えてどこかに運んでいる。かなりあった猫の毛がすでに無くなっていた。
どうやら繁殖時期を迎え、カラスが巣作りを始めたようだ。木の枝ばかりでは居住性もいまひとつなので、猫の毛が下に敷くクッションに良さそうだとでも思ったのだろうか。

敵の毛を雛を育てるベッドにしたら、雛は猫に対する警戒心を持たないんじゃないだろうか。
余計なお世話だろうが、ちょっと気になる。



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