へんぽらいの祭り談義

富士山とふるさと富士宮市の風景、祭り・催し、自然、生き物などをSNSなどネットに発信し、多くの写真で紹介しています。

ルリシジミ

へんぽらいとは富士宮弁で変わり者のこと。ライフワークの祭りを通してふるさとの今を発信し続ける、心ある変わり者で有りたいと思います。
様々な祭りをご紹介するWEBサイトはこちらです。
http://maturi.info/

ムラサキシジミ来訪

雨が上がり時折青空も見えるお昼前、庭のハギにムラサキシジミが訪れました。


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ようやく射した薄日を、翅を開いて受けているムラサキシジミです。


ムラサキシジミ=Wikipediaより
ムラサキシジミ(紫小灰蝶、学名: Narathura japonica[1])は、チョウ目シジミチョウ科に属するチョウの一種。
開張約30-40mm。翅の表が青紫色で、周囲を黒褐色で縁取られている。
成虫で越冬し、年3-4回、6月から翌年3月にかけて現れる。平地の林やその周辺で見られる。花を訪れる事は少なく、成虫が主に何を摂取しているのか不明。
幼虫の食草はアラカシ、イチイガシ、スダジイなどのブナ科常緑樹。これらが少ない場所ではクヌギ、コナラなどのブナ科落葉樹も食べる。


チョウの分布調査や採集をしていた高校の生物部時代には、なかなかお目にかかれませんでした。
仲間が採集した標本が羨ましかったのを憶えています。採集場所と聞いた岩本山のシイの木まわりは注意して探し回りましたが、出会えませんでした。

ようやく出会えたのは中年になってからでした。浅間大社の境内にはシイの木も多く、シイの木から舞い降りたムラサキシジミを見つけてから注意するようになりました。

sii

浅間大社後背林にはシイの大木があります。
以前ムラサキシジミを見かけ、ここでじっくりと待ったことがありました。


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シイの木から下草に舞い降りたムラサキシジミです。


murasaki1

シイの木から舞い降りたり舞い上がったりと遊んでいたのを遠くから撮影。
光線の加減で翅表の紫色がやけに明るく見えています。



某所駐車場に植えられたシイの木から、舞い降りたのも目撃しました。



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なかなか近くで写真を撮ることが出来ませんでしたが、昨年の二の宮神社の例祭に境内で撮ることが出来ました。翅を閉じているので、周囲の土や木くずと同化しています。


庭に来たのは初めてかと思ったら、以前1回だけ見かけたことを思い出しました。
カメラの用意が無くて写真が撮れなかったのでした。


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今日の写真です。
右側にはムラサキシジミ、左奥にはルリシジミがいて産卵しているようです。


もともとこの辺りには居た種類ですが、出会う機会は少ないチョウです。



ルリシジミ産卵 : へんぽらいの祭り談義


ルリシジミ産卵

先日に続いてルリシジミが産卵に訪れました。
2頭の雌が、ハギの花芽に卵を産み付けています。

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産卵中は翅を閉じていることが多く、翅の表側が見えにくいですが、ルリシジミ雌の翅はこんな模様です。



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先日産み付けられた卵


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今日産み付けている所


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今日産み付けられた卵


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産卵中


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産卵中


シジミチョウ科の生態撮影が無いので、観察記録をするべきか思案中です。



へんぽらいの祭り談義 : ハギに新たな来客

ハギに新たな来客

アブラムシが消え去ったハギには、テントウムシの姿も蛹しか見られません。
ちょっと寂しくなったところに、新たなお客様が訪れました。

ルリシジミです。

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ハギの花から吸蜜しているルリシジミです。


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ハギの花芽に産卵しています。


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ハギの花芽に産み付けられた卵2つです。


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ハギの花芽に産み付けられた卵です。

出来れば自然状態で観察したい所ですが、天敵の餌食になることが多く知らぬ間に姿を消してしまいます。

シジミチョウ科の記録写真が乏しいので、室内飼育してみようかな。


=Wikipediaより=
ルリシジミ(瑠璃小灰蝶 Celastrina argiolus )は、チョウ目(鱗翅目)シジミチョウ科に属するチョウの一種。
前翅長は12-19mm。翅の表面は、オスは明るい青藍色、メスは外縁部が広く黒褐色、裏面は白の地色に黒色の斑点がある。
ユーラシアと北アフリカに分布し、日本国内では全国的に分布。蛹で越冬し、年3-4回、3-11月にかけて現れ、低地から山地の明るい草地などで見かけられる。 夏型は春型に比べてやや小さく、メスの外縁部が著しく拡大する。
成虫は地面で吸水したり、花で吸蜜することが多い。幼虫の食草はマメ科、バラ科、タデ科、ミカン科などの花。


へんぽらいの祭り談義 : 夏の雪虫 - アブラムシたちは今

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