へんぽらいの祭り談義

富士山とふるさと富士宮市の風景、祭り・催し、自然、生き物などをSNSなどネットに発信し、多くの写真で紹介しています。

奥宮

へんぽらいとは富士宮弁で変わり者のこと。ライフワークの祭りを通してふるさとの今を発信し続ける、心ある変わり者で有りたいと思います。
様々な祭りをご紹介するWEBサイトはこちらです。
http://maturi.info/

平成30年富士登山報告 第1日

浅間大社奥宮例祭の取材で15日には登る予定を立てていましたが、体調が思わしくなく延期となりました。体調が回復したので浅間大社に伺った所、台風が続けざまに来ているというので、その前の20日ならと言うことで了解が得られました。
昨年の登山1回目が11時間、2回目が13時間半と体力のない所に荷物(カメラ関連機材)が重く時間がかかりすぎたこともあり、昨年に懲りて浅間大社の荷物と共にブルで運んでいただきました。

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新五合目でガスの切れ目から見た富士宮市方面です。

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お昼頃には山頂に着いたけれど、天候は芳しくなく晴れたかと思えばガスにすぐ覆われました。

そこで、久須志神社(山梨側吉田口)に居る小西さんに神社の以前ガラス乾板から反転したデータやアルバムを複写した古写真の使用許可をお願いに行くことにしました。

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久須志に向かう時の、銀明水です。

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銀明水近くの火口側を覗きました。右側に突き出た岩塊が、魚か爬虫類の顔のように見えます。

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朝日ヶ岳と伊豆ヶ岳間から火口越しに剣が峰や白山方向を望む。

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火口越しに見た小内院と白山。

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吉田口頂上の山室街が見えました。

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吉田口頂上の山室街。

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久須志神社に到着しました。増築工事の最中でした。

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小西さんに会ってお願いし、写真使用について快く了承していただきました。

帰りは金明水から大沢崩れ源頭部、剣が峰を通って奥宮に帰りました。

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久須志岳の山頂案内

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久須志岳にあった首なし石像です。明治期の神仏分離、廃仏毀釈の際に壊されたものでしょうか。

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金明水です。

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金明水から小内院側に行った所で、御縁年の一昨年には水が溜まっていた場所です。
今年は水がありませんでした。

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小内院と雷石、シャカの割れ石です。

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小内院から火口外縁に登って振り返った所です。中央付近が久須志岳でその右に向かって大内院から崩落が迫っているようです。

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剣が峰東の坂、馬の背です。
なんだか足場が悪く滑りそうで、右側の柵沿いを下りました。
ガスが濃くなり、南から吹き付けるガスがメガネに結露して前が見えません。
やむなくメガネを外して歩きました。年とったのかな、近眼の度が少し軽くなった感じがしました。

結局、ガスは深夜まで続きましたので、星空の撮影はあきらめました。

年輪 - 富士山頂鳥居建て替え

7月10日の地元紙によれば、富士山頂浅間大社奥宮前の鳥居が76年ぶりに建て替えられるそうです。

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これは昨年平成28年7月19日に写したものです。
今年の山開きで登ったfacebook友達によれば、すでに鳥居は撤去され建て替えの準備中だったとのこと。

この鳥居の写真をよく見れば、向かって左の柱に凹凸が目立っています。



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ここだけみると割れもかなり目立ちますが、削られてくっきりと浮き出た年輪が見て取れます。



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グッと寄ると、まるで立体地図(積層模型)のよう。
誰の仕業かと言えば、風と砂の共同作業のようです。



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奥宮にお参りして剣が峰に登る際、奥宮と山室の間を通ります。
ここが樋状になっていて風が強まり砂を鳥居に吹き付けるので、長い年月のうちに柱が削られ年輪が浮き上がった物です。
左側が特に削られているのは、樋を抜けた風が強く当たるからでしょう。



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山頂はバクテリアが少なく木が腐りにくいので、ひび割れても削られても76年間頑張ってきたのでしょう。



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銘板には紀元2601年に日本電報通信社(今の電通)が奉献したと刻んであります。

新たな鳥居は昔の鳥居と同じ会社が奉納し、製作は浅間大社のある富士宮市の協和産業、12日を目途に同じ場所に建立されるそうです。

新しい鳥居の姿が、明日にも登山者によってアップされるでしょう。
昨年の大改修には間に合いませんでしたが、これでようやく大改修が完成です。



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今年はまっさらの鳥居が、登山者を迎えてくれるでしょうね。



鳥居

駒ヶ岳

富士宮口登山道頂上奥宮前にある小さな岩山が、駒ヶ岳です。


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満月の夜駒ヶ岳より駿河湾を望む 2016.8.19
月に照らされた薄雲で海面は見えませんが、海沿いの富士から沼津にかけての街明かりがきれいです。



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昇る満月と駒ヶ岳の鳥居 2016.8.18



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駒ヶ岳から御来光を見る 2016.8.17




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富士宮口頂上の新たに建てられた鳥居越しに駒ヶ岳を見る 2016.8.16




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月明かりの山頂を駒ヶ岳から見る 2016.8.19




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駒ヶ岳から奥宮を見る 2016.8.19




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御殿場口頂上銀明館側から見た駒ヶ岳 2016.8.18
こちらからは、聖徳太子を乗せて富士山に飛来したという馬の像が納められた祠が見えます。
浅間大社所蔵のガラス乾板にこちら側からの写真が数枚見られ、祠の近くには梯子がかかっていました。


ここからは地平線や雲海から昇る御来光は見えにくく、多くの人は東の朝日岳から久須志岳に至るお鉢や稜線、あるいはより高い三島岳や剣が峰に登って見ています。




富士山頂火口周囲の峰々 : へんぽらいの祭り談義

富士山頂で月夜にしたいこと

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6月18日に富士ヶ嶺から撮影した写真です。
大きな月を何かと重ねるのが目下の私の課題です。

8月15日に富士山に登りますが、山頂で重ねるとすれば沈む月と剣が峰、昇る月なら奥宮でしょうか。



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月の昇る方角を調べたところ、今回登る15日の月の出は16時5分で剣が峰から見ると公衆トイレの方角。お鉢巡りを北に少し移動すれば、奥宮と月を重ねるのは可能かな。



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ところが、満月の8月18日では剣が峰から見てちょうど奥宮方向から18時22分に満月が昇るとの事。
これを見逃す手はありません。


前回7月20日に剣が峰から撮った写真と雲海から昇る満月を合成してみました。

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できれば望遠でもっと大きく撮りたいものです。


ところが「二つの台風 日本へ接近の恐れ」で、台風は本州中部方向に進みそうでこの進路では台風の影響は避けられそうもありません。先のことゆえ絞りきれないとのことですが、よほど運が良くなければ台風にぶつかってしまうでしょう。

雲の上が晴れなら問題はありませんが、空が見えないような天候であれば奥宮例祭と先日鳥居講の奉納した鳥居を取材し、月や星は次の機会に望みを託して即日下山となります。

さて、どうなりますか。


3回目登ります : へんぽらいの祭り談義

3回目登ります

不精者ゆえ、口に出さないとやらずに済ませてしまう虞があるので、書いておきます。

富士山頂で撮る予定の写真は、まだまだ撮れていない物ばかり。

・満月月明かりの山頂風景
・星と山頂風景
・登山者の灯り
・某所からの御来光
・快晴時の下界
・快晴時の夜景


夕刻、深夜、早朝とか気象条件の良い時の写真がまだまだ不足しています。

とりあえず富士山頂上奥宮例祭が8月15日に行われますので、これを取材します。


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満月が8月18日ですので、気象条件が良ければこれを撮りたいと思います。

でも台風の接近も予想され予報では連日曇りか雨、月はあきらめて早めに下山するかも知れません。
雲の上が晴れなら良いのですが、台風がらみでは難しいかな。





満月の夜に富士山を見る : へんぽらいの祭り談義

富士山頂滞在記 奥宮その2

浅間大社奥宮の竣功にあたり、新調され奉納されたものがあります。

まず、「頂上浅間大社奥宮」と書かれた木柱。

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7月19日に運び上げられ、設置されました。


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場所は奥宮鳥居前石燈籠の横です。


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7月20日には国旗掲揚ポールが奉納されました。
お鉢巡り中に剣が峰から奥宮を撮影したところ、ポールの取り替え作業をしているところでした。


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ポール先端の金色の玉も新品は輝きが違いますね。


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7月25日に60回目の登山をする「富士と琵琶湖を結ぶ会」有志の奉納です。



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木柱と旗のポール、どちらもまっさらです。



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新調奉納された太鼓


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この鳥居は7月27日に撮影したものですが、29日に撤去されたそうです。
岩淵の鳥居講によって12年に一度建て替えられるということで、新しい鳥居は8月7日に建てられると言います。

大改修と御縁年が重なった事もあり、ほとんどのものが新しくなりました。
登られる機会がありましたら、ぜひ見てきて下さい。


富士山頂滞在記 目次 : へんぽらいの祭り談義

富士山頂滞在記 竣功奉告祭その2

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深夜屋根を叩く激しい雨音に竣功奉告祭の天候を心配したけれど、明けてみれば陽射しも青空も見えます。




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登山道を眺めると、山頂を示す鳥居の先で国旗に東北と大書した旗を広げ、登ってくる人を激励している人が居ます。高校生の登山隊が登ってくるので応援して貰えないかと一般の登山者にも頼んでいました。



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登山道を見ると、九合五勺の上と九合の上に隊列を組んで登る団体が見えます。
どうやらこれがその高校生の団体のようです。




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竣功奉告祭の準備は神饌が到着したので準備は完了し、参列者の到着を待ちます。




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奥宮周囲から写真撮影。



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一見空撮に見えるこの写真ですが、奥宮近くの三島が岳から9:43に撮影したものです。
どうやら先ほど登山道を登っていた、高校生の一団らしいですね。




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アップでその一団を撮りました。

この日下山してネットで見つけたのですが、福島民友ニュースがこの高校生達について書いていました。「富士登山、27日に山頂へ 田部井淳子さんと福島県の高校生ら

以下引用します。=================================
 東日本大震災を経験した本県など被災県の高校生が富士山(3776メートル)登頂に挑む「東北の高校生の富士登山2016」で、参加者が26日、静岡県富士宮市の富士宮ルートで登山を開始した。5合目から登り始めた参加者は6合目にある山小屋に無事到着。天候によるが、27日午前3時ごろに山小屋を出発、同10時ごろに山頂に着く予定。

 東日本大震災の復興支援で2012(平成24)年に始まり、5回目。三春町出身の登山家田部井淳子さん(76)が総隊長を務め、本県の90人を含む高校生93人が参加している。山と渓谷社・日本山岳遺産基金、田部井さんの主催、福島民友新聞社などの後援。

 登山に先立ち同県裾野市の水ケ塚公園で開会式が行われた。田部井さんが「一歩一歩登っていけば必ず頂上に着ける。諦めずにみんなで頂上に立とう」とあいさつ、全員が登り切ることを誓った。
===============================引用ここまで。



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そうこうしているうちに、ようやく参列者が到着したようです。




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竣功奉告祭が始まりました。



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宮司祝詞奏上



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能楽奉納



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直来



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下山前に記念撮影しました。



明治以来百余年を経て、本殿以下全ての社殿を解体しての大造営でした。
この先あったにしても、どれだけ先になるか見当もつきません。
関係各位の努力と、浄財を寄せられた皆様のご協力あっての大事業です。

無事に竣功された事を、心よりお祝い申し上げます。



富士山頂滞在記 目次 : へんぽらいの祭り談義

富士山頂滞在記 竣功奉告祭その1

浅間大社奥宮で竣功奉告祭が行われるというので、取材しに出かけました。
平成23年3月の大地震が連続した時、奥宮が激しく損壊しました。翌24年から改修工事が始まり、28年7月にやっと完成。

どのぐらい変わったか、8年前に浅間大社青年会の囃子奉納登山で登った時の写真がありましたので比較してみました。

奥宮前

前面から見た現在の奥宮(上)と8年前の奥宮(下)




駒ヶ岳

駒ヶ岳から見た現在の奥宮(上)と8年前の奥宮(下)




朝日岳

朝日岳から見た現在の奥宮(上)と8年前の奥宮(下)
手前石積みの小屋と比べると、本殿手前の棟の屋根が高くなっているのがよく判ります。



拝殿

拝殿での参拝で現在の奥宮(上)と8年前の奥宮(下)
広さは変わっていないけれど、白木の材がきれいです。



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以前の奥宮は強力さんが背負って運び上げる材木で作られていた事もあり、天井が低かったのですが、その制約もなくなって天井が高くなりました。








富士山頂滞在記 目次 : へんぽらいの祭り談義

富士山頂滞在記 浅間大社奥宮

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浅間大社奥宮(富士山本宮浅間大社サイト)より引用
奥宮

例祭:8月15日
表口(富士宮口)から上りつめたところの山頂に鎮座します。御祭神は浅間大神(木花之佐久夜毘売命)を主祭神とし、相殿神として父神大山祇神、背の君瓊々杵尊をお祀りします。 7・8月の開山期には、神職が奉仕し、国家安泰、氏子・崇敬者・登拝者の安全を祈念するほか、家内安全等の諸祈願、結婚式の奉仕、お札・お守りの授与、金剛杖・行衣等の御朱印の授与も行っています。





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奥宮を東側より見たところです。
向こうに剣が峰が見えます。



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奥宮西側の剣が峰より奥宮を望む。



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奥宮正面入口上部です。



平成23年3月11日の東日本大震災と4日後に起こった富士山南中腹を震源とする大きな地震で、奥宮は大きく損傷しました。
石積みの歪み、柱の傾き、接合部の離脱などが著しく、使用もままならぬ状態になったので、本殿以下全ての社殿を解体し御造営することとなったそうです。
平成24年8月20日に奥宮造営工事奉告祭を行い、翌25年8月16日に社務所上棟祭、9月20日社務所竣功と仮殿遷座祭。
平成26年7月15日幣殿・拝殿・休憩所解体清祓い式、8月17日拝殿・休憩所上棟祭、9月20日拝殿・休憩所竣功。
平成27年7月4日本殿解体清祓い式、8月5日本殿・幣殿上棟祭、9月15日本殿・幣殿竣功、本殿遷座祭。
そして今年平成28年7月27日に本殿竣功奉告祭が行われます。


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入口を入ると正面に見えるのがこの光景です。



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奥宮の扁額



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両扉は周囲を新たに縁取られました。
こちらは「國鎮」。


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こちらは「無上嶽」。



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梁も燈籠もきれいになりました。



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朱印集めを始めるなら富士山頂からと決めていましたので、奥宮で朱印帳をいただきました。



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奥宮と久須志神社の御朱印は開山期限定ですので貴重です。
そして両社の申年御縁年の朱印も12年に一度だけですので、これもまた貴重。
下山して浅間大社でも御朱印をいただきました。
山頂の朱印の色が通常の朱色と違うのは、山頂の御朱印が朱肉に富士山の霊石を砕いて混ぜて作られているからと言われます。

とても良い記念になりました。



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「頂上浅間大社奥宮」の標柱が7月19日に建て替えられ、国旗掲揚ポールが7月20日に替えられました。



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東より少し離れて奥宮を望んだもの。
奥宮右手の高まりは浅間岳3722
向こう側左の高まりは三島岳3734
向こう側右の高まりは剣が峰3776
画面では切れていますが、奥宮左の小さな高まりは駒ヶ岳3718

火口周囲の8つの高まりを廻るのがお鉢巡りです。



◎もう一つの奥宮

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立派な石柱に「富士山頂上浅間大社奥宮」の文字、でも様子がなんだか違います。
実はこちらは吉田口、須走口の頂上にある久須志神社です。


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入口上部にも「富士山頂上奥宮」と書かれており、久須志神社の表記は見つかりません。


どちらも「奥宮」と書かれている事で、山頂の待ち合わせには注意が必要です。
静岡県側富士宮口・御殿場口頂上か、山梨県側吉田口・須走口頂上かをはっきりとしておかないと、いつまで待っても会えない事も。8年前の登山では、そんな光景を目にしました。



====参考までにWikipedia(富士山本宮浅間大社)より「奥宮」部分を引用します。=====

奥宮
富士山頂上奥宮は富士山村山口登山道頂上に鎮座する。奥宮境内地の全てが富士箱根伊豆国立公園の富士山地域の「特別保護地区」に指定されている。元は富士山興法寺を形成する大日堂であったが、神仏分離令により仏像が取り除かれ、跡地は浅間大社奥宮として管理されることとなった。大日堂は「表大日」と称され、薬師堂は「裏薬師」と称されるのが慣例であった。
奥宮境内には「冨士山頂上淺間大社奥宮」と書かれた石碑が建てられており※、山頂のシンボルとなっている。山頂の薬師堂は山役銭の徴収場の役割を担っていたが、廃仏毀釈により浅間大社の末社となり、久須志神社(東北奥宮)として管理されることとなった。
浅間大社奥宮の御扉には大きく金色で「國鎭無上嶽」と書かれ、建物内には「高齢者記帳所」が設けられている。7月11日に開山祭を行い、8月末まで神職が常駐して祭事やお守り等の授与を行う。奥宮の例大祭は8月15日に行われる。9月の閉山祭以後は、翌年の開山まで無人となる。

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※奥宮と書かれた石碑は久須志神社(東北奥宮山梨側)で、木の標柱が奥宮(静岡側)です。


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文中にある神仏分離令により取り除かれた仏像でしょうか。三島岳の麓に集められていました。


富士山頂滞在記 目次 : へんぽらいの祭り談義

梅雨明け さあ、富士登山だ!!

西日本と東海 梅雨明け 各地で猛暑日に 熱中症注意 | NHKニュース



梅雨明けの報を聴き、浅間大社を一回りしてきました。
以前梅雨明けの日に聴いた白蛇の話も気になりましたし、休日で賑やかなふれあい広場も富士登山の前に見ておきたかったので。


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浅間大社裏の通路を歩きました。
森の木々を抜けてくる風の心地よい事。


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湧玉池上池ではアブラハヤが群れていました。



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こちらは湧玉池下池のアブラハヤの稚魚です。
以前見た時には針の先みたいに小さかったものですが、姿が魚らしくなりましたね。



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アヒルの親子がいました。



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6月26日に書いたアヒルの親子です。
しばらく姿が見えないので心配していましたが、しっかり育っていました。



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ふれあい広場の川岸は水遊びする親子で賑わっていました。




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明朝富士山に登り、21日に下ってきます。
思った様な写真が撮れれば良いのですが、だめなら何度でも挑戦するつもりです。
今年は12年に一度のご縁年。

きっと良い事があると信じます。




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