へんぽらいの祭り談義

富士山とふるさと富士宮市の風景、祭り・催し、自然、生き物などをSNSなどネットに発信し、多くの写真で紹介しています。

家出

へんぽらいとは富士宮弁で変わり者のこと。ライフワークの祭りを通してふるさとの今を発信し続ける、心ある変わり者で有りたいと思います。
様々な祭りをご紹介するWEBサイトはこちらです。
http://maturi.info/

チャーのこと

眠り猫

平成20年燈回廊の夜に浅間大社境内で拾った3匹の猫は、すくすくと仲良く育ちました。
寒い夜には3匹が団子状態で身を寄せ合って寝ていたものです。



DSCF3615

拾ったばかりの頃です。
同じ植え込みの中に居たのですが、グレーの猫は一回り大きかったので兄弟かどうかは判りません。
全てオスで、茶トラはチャー、グレーの猫はインディー、キジトラはトラキチと名付けました。


以前飼った雄猫にはマーキングの匂いで悩まされたものですが、去勢手術が効いたものか3匹とも実にお利口でした。でも、去勢雄にありがちだという尿路結石に悩まされることになったのが茶トラのチャーでした。発症した年に2回続けて入院。結石を起こしにくいよう餌に注意したものの、何年か後にまた発症。
小さい頃から青っぱなを垂らしているような子猫でしたから、虚弱だったんでしょうね。

それが意外な強さを見せることになります。
近所の犬2匹はトラキチの姿を見ると条件反射的に飛び出し追い回すのですが、チャーには寄りつきません。凄い剣幕で唸り威嚇するので、犬の方が気圧され敬遠していたようです。

このあたりを縄張りにしていた野良猫のクロが、わが家の庭にまで我が物顔で進入してきます。チャーが居れば時々喧嘩もしますが、距離を置いて睨み合いそれ以上入ることはありませんでした。
この家を、庭を自分の縄張りとして守っていると言う感じがして、見直しました。

DSCF9465+1

平成24年に拾ったビビという猫です。

最初は外に出さぬ箱入り娘として育てていたのですが、もうよかろうと外に出した所、庭でクロと鉢合わせしました。驚いたのでしょう。背中の毛を逆立てうなり声を上げて威嚇しますが体格差は歴然。助けに行かなければと腰を上げた所、2匹の間にチャーが割って入りました。このチャーの加勢で、クロはすごすごと退散しました。
家の中では馴染まず距離を置いて寄せ付けない感じでしたが、やはり同じ家の猫という意識はあったのでしょうか。俺の縄張りでもめ事を起こすなといった感じもしましたので、虚弱な猫が気迫でこの家や庭を守っていてくれたのでしょうか。


image

このチャーが5月下旬から姿を消しました。
それまでにも1週間帰ってこなかったことはありますが、3ヶ月も経てばあきらめが先に立ちます。
でも昔飼っていた猫は、みなが忘れ去った頃ひょっこり帰ってきたことがありました。
そんなことが起きないとも限りません。
帰りを待っています。

心配したんだから!

最終日の本日、朝一番でやっと確定申告を提出。
これが終わらないと春が来た感じがしないものです。
例年なら羽根を伸ばして買い物にでも回るところでしたが、今日は家に直帰。

2015-02-03-11-15-13

昨夜からトラキチが帰っていないため、家を閉め切りでは帰っても入れないからです。

ネコが帰らないことは良くあります。長いものではビビの9日間、チャーの7日間というのがありましたが、トラキチでは2-3日が長い方でした。
家で昼頃まで待っていましたが帰りません。離れの母親の所にでも入り込んだかと尋ねましたが、来ていないとのこと。
昨日昔の仲間で沼津の民宿に泊まった帰り、車の中で飼い猫が事故で死んだという話を聞きました。
可愛がっていた猫だけに皆で悲しみ、お墓を作って弔いまで済ませたところ、その翌日にひょっこり帰ってきたそうです。死んでいたのは同じ柄の別の猫、家族皆でほっとしたとのこと。
その猫も黒トラ(サバトラ・キジトラ)だったそうで、そんな話を思い出すと不安がよぎります。

午後になって母親から内線電話が鳴り、トラキチが居たとのこと。
どうやら離れの二階で寝ていたようです。
夕方まで離れに居て外出し、暗くなる頃やっと帰ってきました。

心配かけるなよ。

記事検索
月別アーカイブ
  • ライブドアブログ