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富士宮囃子保存会恒例行事、昨年の鎮魂太鼓開始です。

この前身は阪神淡路大震災の翌年、鎮魂の祈りを籠めて全国で太鼓を打ち鳴らそうという呼びかけに応じたものでした。平成8・9年は個人の呼びかけにいくつかの地域の囃子方が賛同し、震災の起きた日に浅間大社前で鎮魂の祈りをこめお囃子を奏しました。

平成9年に富士宮囃子保存会が発足しました。
会の定例行事として鎮魂太鼓を定着させたいとの要望に、長い目で考えたら会員相互の親睦を図るために集う「打ち初め」なら良いのではとこれを了承し震災の日近くの週末にずっと続けています。
名前は「打ち初め」になったとは言え「鎮魂太鼓」の趣旨はずっと生き続けていました。

平成23年3月11日に東日本大震災が発生し、3月15日には富士宮市を震源とする震度6の大きな地震に襲われ恐怖を我が身に感じたものです。
翌年からは実施日を改め、3月11日に近い週末に日程を変えて行っています。

ところが今年は会場の神田川ふれあい広場が整備工事のために使用出来ません。
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工事が終わるのは3月22日の予定だそうです。

桜が咲くのにようやく間に合う、といったところ。


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会場が使えなければ場所を改めるしか在りません。
そこで、今年は3月11日に保存会有志を募り、小人数ですが浅間大社湧玉池付近で鎮魂を祈り囃子を奏します。雨の場合は祈祷殿前で行います。

14:46 黙祷
    そして鎮魂の囃子を奉奏します。

3月11日、あの日を風化させないために、祈りを捧げましょう。


保存会全体の親睦を兼ねた集いは、4月下旬に整備が整ったふれあい広場で行うべく準備中です。






昨年のブログです。へんぽらいの祭り談義 : 鎮魂を祈り、平穏を祈願



一昨年のブログです。へんぽらいの祭り談義 : 鎮魂太鼓 - 花粉症の季節