へんぽらいの祭り談義

富士山とふるさと富士宮市の風景、祭り・催し、自然、生き物などをSNSなどネットに発信し、多くの写真で紹介しています。

月明かり

へんぽらいとは富士宮弁で変わり者のこと。ライフワークの祭りを通してふるさとの今を発信し続ける、心ある変わり者で有りたいと思います。
様々な祭りをご紹介するWEBサイトはこちらです。
http://maturi.info/

月夜の富士登山

月夜には月明かりに照らされた富士山を撮り歩くのが恒例の行事で、街の夜景と合わせることもあれば月明かりに照らされた富士山だけの事もあります。


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2012.08.01 00:07 水が塚駐車場より
4年前の写真です。
月明かりに照らされ、夜登山する人たちが疎らですが6-7合目あたりに見えます。
山頂に早く着きすぎたら、真冬並みの寒気の中で寒さをこらえて5時近くの御来光を待たなければなりません。
時間が早いこともあり、あまり高いところまでは登っていないようですね。




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2016.7.21 02:10 富士宮口頂上より
今年1回目のチャンスでした。7月20日は満月で、日が変わった21日未明です。
月は見えるもののガスがかかり、この後ガスが濃くなって月さえも見えなくなりました。
この時間に頂上まで登って来ている登山者も数名居ましたが、建物の影で身を寄せ合い風を避けたり、剣が峰を目指して行ったりさまざまでした。
前日の御来光の時間は4時47分頃でしたから、さらに2時間半ほど待たなければなりません。
これだけ寒さをこらえて待てば、御来光の暖かさが身にしみて有り難いでしょうね。



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2016.8.19 02:56 富士宮口頂上より
好天を待って5日目の満月の夜(未明)です。
三度の登山で滞在日数は10日目、ようやく晴れたのがこの満月の夜でした。
満月が照らす薄雲の下には、駿河湾に面した富士市から沼津市の海岸線の街明かりが見えます。
薄雲の向こうには少し縮んだ入道雲も。
そして9合目、9号五勺からこちら山頂に向かって登ってくるライトが光の線を描きます。
待ち構えるのは、申年で建て替えられたばかりの山頂の鳥居※です。

4年前に月明かりの富士登山を見た水が塚駐車場の場所が、登山者のライト左上に見える灯りでしょう。あの場所からこの光景を見て、同じ思いを抱いた人も居たかも知れませんね。

月は新月を過ぎ星がきれいに見える頃合いでしょうが、台風が災いして登るのを足止めされています。
今年最後のチャンスは、閉山前に巡ってくるのでしょうか。





※岩淵鳥居講によって申年に建て替えられる。

満月の富士山頂 : へんぽらいの祭り談義

満月の富士山頂

8月18日
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満月のこの日、予定では剣が峰から見て奥宮方向に満月が昇るはずでしたが、夕刻むくむくと雷雲が頭をもたげガスが去来します。
距離を置けばガスの影響も大きく剣が峰からの撮影は断念。
奥宮近くで月の出を待ちましたが、ガスに覆われ一度撤退しました。





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気がつけば雲間に月が見えます。
再度カメラを持って出かけました。




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雲間に昇る満月です。なかなかすっきりとは行きません。




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駒ヶ岳の鳥居と満月です。




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奥宮の標柱、燈籠と満月です。




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奥宮屋根と雲に隠れた満月です。


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奥宮屋根と満月ですが、微妙な位置関係などで今ひとつです。


ガスが治まることを祈って、月が昇るまで仮眠。

19日未明
目が覚めたのが午前2時半頃。外に出てみると月明かりが山頂を照らしていたので、機材一式を担いで飛び出しました。

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駒ヶ岳から富士市側を見た物
駒ヶ岳からだと位置のために登山者のライトは見えませんが、富士館前から覗くとライトがよく見えます。富士市から沼津市にかけての街明かりが見られます。月が照らす夜空には雲も浮かびます。





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剣が峰登り口馬の背下から見た夜景です。
中央の街明かりが富士市、左が沼津市で上には静岡市の灯りも。




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夜明けが近づき、空が白み始めました。
剣が峰もうっすら見えています。



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空が明るくなると月も街明かりも霞んで行きます。



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朝焼けの光りに西の空にも朱色が射しました。



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御来光に剣が峰が照らされ、伸びた影富士の向こうには光を失った満月がありました。



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影富士と満月の競演です。
陽が昇り空が明るくなれば満月は輝きを失い、やがて沈んで行きます。

7月19・20・21日、7月26・27日、8月15・16・17・18・19日と10日間の滞在で、最終日にやっと撮りたかったものの多くを撮らせて貰えました。

この好天は最高の贈り物です。



満月の富士山頂から : へんぽらいの祭り談義

下山報告

8月15日から19日にかけて、富士山頂に滞在しました。

登山前にブログで、まだ撮れていない物でぜひ撮りたいと挙げたのが六つの事でした。
なかなか好機は訪れず、それでもしつこく粘ったので最終日にやっと好条件に恵まれ、かなりの希望をまとめて実現出来ました。
取り急ぎ御報告します。



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・満月月明かりの山頂風景
 満月が照らす山頂の風景と夜空の雲、月明かりでその数は限られますが星も光ります。




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・星と山頂風景
 月明かりがなかったら風景はシルエットになりますが、星は輝きと数を増します。
 月の無い夜に日本で一番高いところに、もう一度星を撮りに行きたいと思っています。




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・登山者の灯り
 3時前で御来光までまだ2時間あります。
 御来光に近い時間なら、灯りの数ももっと増えたでしょうね。




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・某所からの御来光
 この日は雲が多く、朝焼けの空に昇る御来光とはいきませんでした。
 あらためて狙いたいと思います。




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・快晴時の下界
 「麓で周囲を一巡するにはかなりの時間がかかるけれど、山頂で一巡するなら2時間足らず。」
 初めて富士山に登った時に、案内していただいた神主さんが言っていたこと。
 晴れていたなら周囲の景色が楽しめます。




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・快晴時の夜景
 遠く見下ろす街明かり、きれいな物です。
 週末なら花火が見えると聞きます。望遠で撮れないものかな。




まだ充分ではありませんが、取り急ぎ無事に帰ってきたことを御報告させていただきます。
この5日間の御報告も少しずつアップさせていただきますので、御覧下さい。


富士山頂で月夜にしたいこと : へんぽらいの祭り談義

移ろう雪化粧

満月の夜から、雪化粧の富士山をしばらく追跡してみました。



ようやく寒さが訪れ、雪化粧も降雪と雪解けを繰り返しながら雪を蓄えて行くのでしょうね。
スライドショーでお楽しみ下さい。

待ち望んだ雪化粧、満月に間に合う

待ちかねた本格雪化粧の富士山が顔を見せたのは11月26日の深夜、まさに満月の夜でした。


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22:44はまだ雲がまといつき、富士山の姿はまだ見えません。

23:30頃やっと富士山が姿を見せました。待望のしっかりした雪化粧です。

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この展望台からの眺望をご案内するにはやっぱりパノラマ写真が最適でしょう。
でも全景は判ってもよほど大きく拡大しなければ、細部までは判りません。

繋げた元写真の解像度を活かす方法を考え、スライドショーのスクロールやズームを使用してみました。出来ればフルスクリーン表示で御覧下さい。




Youtubeのへんぽらいチャンネル

笠雲は雨の知らせ

何度も期待を裏切られていますので、雪化粧への過剰な期待はやめておきます。
冷気が流れ込み寒い日が続かない限りは、雪も積もらないのでしょう。
今日だって暖かく、いつものベストが不要です。

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とはいえ、富士山に笠雲がかかりました。


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笠雲は天候が崩れる徴です。
下界の雨は確実ですが、富士山でも雪になるにはまだ気温が高いので無理かな?


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この雲が雪だったら良いのにとは思いますが、この暖かさでは当分無理でしょう。

でも時期が来ればいやでも雪が積もります。
新月を過ぎ月が太り始めましたので、満月の頃までに雪化粧してくれることを祈ります。

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月夜の富士山はこんなにも素敵なのですから。


へんぽらいの祭り談義 : いよいよ本番の予感 富士山雪化粧

ダルマのごとく

ブログネタ
外出時の寒さ対策を教えてください! に参加中!
雪が上がった雪化粧が美しい日に富士山の写真を撮りに行くのには、防寒対策は必須です。
雪が上がっても風のない日には意外と空気が霞がちで、風が強いほどクリアーな景色を見ることができます。

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夕日の火照りが残る山肌にこの日も強風が吹き荒れ、積もった雪が吹き飛ばされています。稜線の上の少し暗い陰が吹き飛ばされた雪煙です。これを撮った富士山に間近い小山は寒風をまともに受ける場所で、とても寒かったー。

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まして月明かりに照らされた真夜中の富士山を撮るのは、ちょっと覚悟がいります。
路面凍結にひやひやしながら、月明かりの富士山中服の水ヶ塚公園まで出かけました。
防寒対策を万全にしようと思ったら、軽くて暖かい衣料が良いに決まってます。
でも高級なものは用意できないので、もっぱら重ね着で5-6枚を着込んで出かけます。
人にはちょっと見せられませんね。

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この写真を撮った満月の夜も強風で、通い慣れた白尾山でFacebook仲間とばったり会いましたが、着ぶくれてフードをかぶりマスクまでして夜間うろつく姿では、私と気づかれませんでした。(笑)


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月明かりの富士山

富士山の麓の我が町からは、月の明るい夜には富士山が見えます。
昨年の1月の満月前後に撮影であちこち徘徊した時の写真です。

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市街の明かりの向こうに、月明かりを浴びて静かに佇む富士山を見る事が出来ます。
市街の灯りが強すぎるのが難しいところですが、街を見守っているような大いなる母性を感じる時です。

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こちらは月明かりのみ。
じっくり露出をかければ昼間と見まごうような富士山が撮れます。でも空には星が。

こんな景色を求めて、月夜にはあちこち徘徊するのがくせになりました。

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まだ夕陽の色が残る頃、富士山から昇る月です。
満月の頃には暗くなってしまいますので、満月の少し前が見頃。

こよみのページによれば、今月の満月は15日だそうですが、富士山の姿が見えるよう天気の良いことを祈ります。


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