へんぽらいの祭り談義

富士山とふるさと富士宮市の風景、祭り・催し、自然、生き物などをSNSなどネットに発信し、多くの写真で紹介しています。

へんぽらいとは富士宮弁で変わり者のこと。ライフワークの祭りを通してふるさとの今を発信し続ける、心ある変わり者で有りたいと思います。
様々な祭りをご紹介するWEBサイトはこちらです。
http://maturi.info/

平成23年4月1日浅間大社の桜-1

平成23年4月1日朝、富士山本宮浅間大社境内を歩いてみた。


しだれ桜はもう盛りだが、ヨメイヨシノはようやく咲き始めたところ。


この土日は天気さえ良ければ最高の花見日和でしょう。


 


 



浅間大社拝殿手前が浅間大社ソメイヨシノの標準木。もう立派に開花している。


拝殿向こうが信玄公しだれ桜。盛りをやや過ぎたかな。


 



標準木の花。これなら立派に開花だ。


 



信玄公しだれ桜全景。


 



信玄公しだれ桜と本殿。


 



信玄公しだれ桜を背面より見る。


 


青空と桜の花、このコントラストを強調するためにサーキュラーPLフィルタを使用している。


 


 


桜を待つ

例年浅間大社の桜の便りは3月20日あたりからだ。


あと10日もすれば、例年なら桜の開花が始まる。


 



桜の盛りは3月末から4月初めだ。


昨年はしだれ桜が見事だった。


 



桜花祭が行われたのは4月3日の第一土曜日だった。


花は盛りで、昼間は雲隠れしていた富士山も夕刻やっと顔を出した。


 



能楽と雅楽の夕べが拝殿前で催された。桜はまさに満開、すばらしい舞台背景だ。


 



舞楽蘭陵王


 



巫女による舞


 



満開の桜の下には燈火を並べた燈回廊が行われた。


 


今年の桜花祭は4月2日の土曜日だそうだ。


暖かく天気がよいことを祈ります。


 


 


広場の四季

先日行われた打ち初めの会場は、浅間大社境内にある神田川ふれあい広場。


境内でも富士山の裾まで見通せる眺めの良い場所だ。


この広場のシンボルとも言えるラクウショウの周りが打ち初めのステージだった。


 



富士山の雪が白く飛ばないように、ラクウショウの幹や枝が黒くつぶれないようにHDR処理をした画像だ。


気象は典型的な冬型とかで、雲が足早に行き過ぎる。


午後の風はいつになく冷たかった。


 



広場入り口から広場を見た図だ。


ラクウショウ周りと神田川沿いに打ち初め参加区の幟を並べる。


 



3月末から4月初め、広場は桜で覆われる。


厚みを増した富士山の雪、霞む空、桜の花盛り。


大好きな季節だ。


 



桜が終わり、若葉の候。


緑が眩しい。


 



5月の流鏑馬祭、11月の秋まつりにはこの広場は多くの露天商で埋め尽くされる。


そして晩秋。


木々は葉を落とし、冬支度をはじめる。


 



年が明け、消防出初め式の日だ。


梯子隊がはしご乗りを披露している。


しばらくすれば川岸にポンプ車が並び、広場に向かって一斉に放水する。


 


 


「冬来たりなば春遠からじ」


桜咲く春を待ち望む


 



一人遅れて咲きにけり

銀行に立ち寄ったついでに、浅間大社境内を散策した。


 



湧玉池上池の堰を越えて落ちる水がいつになく分厚い。


新聞やテレビは淀師での異常湧水を報じている。


梅雨時の降雨も多かったし、秋雨もしっかり降っているからなのだろう。


水量の減少をいつも嘆いている湧玉池だが、満々と水を湛えているのを見るとなんだか安心する。


 



森の縁に植えられたアジサイだ。


花も放置しておくと形のまま枯れる。


 



狂い咲きのアジサイ二輪だ。


物皆枯れ行く中、微かに主張する。


 


ものの哀れを感じると同時に、ちょっとだけ救われた思いも。


 


秋めいて


庭の酔芙蓉もいよいよ終期。目立つのは花房毎落ちた軸ばかりだ。


いっそ枝を伐ってさっぱりしたらとも思うが、ちらほら開花待ちの蕾が見えると伐る気もそがれる。このまま自然にまかせれば、祭りの頃にも何輪かは咲くのだろう。苦労の塊みたいなひねた花が。


 



「イチジクにあのチョウが来てるよ」という家内の言葉に脚立を登ってみると、熟したイチジクで旧蜜していたのはアカタテハだった。あのチョウというのは庭でも繁殖し、頻繁に見かけるツマグロヒョウモンと見間違えた物だった。


一心不乱に蜜を吸い続ける姿に、思わず微笑んだ。


とりあえずのエネルギーは充分補充できるのだろうが、後翅の欠損は前途の多難を物語る。


成虫で冬を越すには、この傷みはなかなか厳しい。


 



そうそうもう一人の来訪者はクロコノマチョウだ。


ジャノメチョウ科の大型のチョウで、秋型の特徴は前翅と後翅にある突起だ。


一昨年には湧玉池の畔で、昨年は西山本門寺で見ている。


昔から居るには居たが、これも元々は暖地性の蝶でこんなに頻繁には見かけられなかった物。先輩が専門に越冬個体を追いかけていたのを思い出す。


 


いよいよ秋めいてきた。


すでに4日間は完全休養でしっかり寝て治す体勢を取ったが、体の不調はまだまだ治りそうもない。


祭り準備も佳境にはいるところなので心配だが、今までだって欠けた所やほころびはちゃんと誰かが繕ってきた。一人いなくなって出来ないような祭りだったら、それまでのこと。


 


今年起きた一連の、祭り常連の相次いでの他界や患いの連続は、今何よりも世代交代が必要だとの天の声なのかも知れない。


 


祭り本番までには完全に復調を目指すが、それまでは心配でも自重する事にする。


 


 


キンモクセイ咲く

昨日の通夜に引き続き隣保班で葬儀のお手伝いだった。

173505170

出棺後、昼食を頂いてから墓地に向かう。

区画された公営墓地のことを、富士宮の人間は昔から公園墓地と呼んでいた。
ヒマラヤスギの並木もあれば、桜並木や雑木林もある。

_DSF0223

写真は浅間大社1200年祭の神幸祭行列だ。
咲き誇る墓地東の桜並木を山宮に行く行列が通り過ぎる。
公園墓地だと誰もが思うのは無理からぬ事。

173506649

墓地周囲にはキンモクセイが植えられ、今まさに盛りだった。
むせかえるようなキンモクセイの薫りは、納骨に立ち会った人たちの記憶に強く焼き付いただろう。

彼岸には彼岸花咲く

9月に入っても暑い日が続き、いつになったら涼しくなるのかと心配した物だが、よくしたもので彼岸が近づいたら朝晩は肌寒いほどの涼気が訪れた。


まさに「暑さ寒さも彼岸まで」だ。


 



彼岸花はどうかと浅間大社を歩いたら、今を盛りと咲き誇っていた。


 



湧玉池西の斜面は彼岸花の真っ盛り。


 



 


いくら暑い日が続いても、ちゃんと彼岸には彼岸花が咲く。


この季節感はいつまでも続いて欲しいものだ。


 


酔芙蓉とイチジク

今年は開花が遅いとやきもきしていたが、咲き始めれば毎日賑やかに花が開く。


 



朝白く開いた花も、午後にはこんなピンクに染まる。


画面下の開きかけた蕾は明日咲くもの。


蕾の数はまだまだ多いので、10月末ぐらいまでは花が見られそうだ。


 



同じく遅れていたイチジクも収穫期を迎えた。


今日の収穫だ。


市販のイチジクより色は薄いが甘みは強い。


 



皮をむいて二つに切る。蟻や虫が入り込むこともあるので、念のため。


果肉が飴色になるまで熟したものは最高に甘い。


 


腕がイチジクの葉と擦れると、痛痒くなる。


いやなら長袖に手袋だが、この暑さではそれも面倒くさい。


これぐらいは我慢だな。


 


 


酔芙蓉とイチジク

例年ならお盆の声を聞く8月10日頃から酔芙蓉が咲き始め、イチジクが熟し始めるのだが、今年はなんだか勝手が違う。お盆が終わってもなかなか涼風が立たぬと思っていたら、酔芙蓉の開花もイチジクの果塾も例年になく遅い。


 



やっと涼風が立ったと思ったら、酔芙蓉が咲き始めていた。


朝は白く開き、夕べには薄紅に染まる。だから酔芙蓉。


 



朝の酔芙蓉。左に紅くしぼんでいるのが昨日咲いてしぼんだ花だ。これから咲く蕾がたくさん待機している。


 



イチジクもようやく熟し始めた。これから鳥や蟻との争奪戦が始まる。


 


 


ホテイアオイ開花


本日メダカ水槽のホテイアオイが開花した。


 


ホテイアオイ(布袋葵、学名 Eichhornia crassipes (Martius) Solms-Laubach)は、単子葉植物ミズアオイ科に属する水草である。南アメリカ原産で、水面に浮かんで生育する。花が青く美しいので観賞用に栽培される。別名ホテイソウウォーターヒヤシンス


Wikipedia「ホテイアオイ」より


 


ホテイの由来は、葉の付け根あたりにある浮き袋状のふくらみを布袋さんのお腹に見立ててのもの。


 


メダカは暑さの中食欲も旺盛で、毎日たくさんの卵を産んでいる。


水中に広がるホテイアオイのひげ根に、産み付けられた卵がびっしりと付着している。


 


 



記事検索
月別アーカイブ
  • ライブドアブログ